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9月5日、キルギス日本センター（KRJC）は、JICAの田中明彦理事長を迎え、スタッフやビジネスコース卒業生、キルギスを訪問中の40人を超える日本人学生と共に貴重な時間を過ごしました。この訪問の背景には、日本センターのキルギスと日本との間での強固な絆と連携をさらに深化させる目的がありました。
訪問初めに、KRJCの岩井淳武共同所長から、センターが進めるキルギス人の人材育成プログラム、日本とキルギスの組織や人々を繋ぐプラットフォームとしての役割、そして内陸アジア日本センター間の国境を越えた共同プロジェクトについての紹介が行われました。
その後、KRJCビジネスコースの卒業生組織、経営塾同窓会の代表ディルバール氏、ミニMBA同窓会（HAJIME Club）イザット会長をはじめとして８名の同窓会主要メンバーと理事長との対談が開催され、キルギスのビジネス環境や同窓会活動、そしてネットワーク構築に関する意見交換が行われました。
さらに、神戸大学国際人間科学部からKRJCのスタディツアーに参加している学生17名との対話が設けられました。学生たちからは、支援国と開発途上国の対等なパートナーシップの構築方法、日本経済の停滞と途上国支援の意義、国際協力の観点からの援助先選定に際しての重点等ついて質問があり、田中理事長から熱心な説明がなされました。この対話は、学生たちにとって貴重で有意義な学びの機会となりました。
訪問の締めくくりとして、神戸大学の学生、KRJCロシア語1カ月スキルアップコースの8大学からの参加者22名、KRJCスタッフ、そして2大学からの学生インターンと田中理事長の記念撮影が行われました。この撮影は、田中理事長のKRJC訪問の特別な思い出として、我々KRJCスタッフや参加者たちの心に残ることでしょう。
この日の理事長のKRJCへの1時間半に及ぶ訪問を、KRJCが推進する日本とキルギスの友情と連携のシンボルとして、我々一同、更に日本・キルギスを互恵的に繋ぐプラットフォームとしての取り組みを推進して参ります。
