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カミ・モーターズについて
カミ モーターズ社は、キルギス共和国初の国営自動車メーカーといえる。
カミ・モーターズは2020年3月18日に設立され、電気を動力源とするシティトラックを生産している。同社は短期間のうちに、効率的で信頼性の高い都市交通用のコンパクトな車両を顧客に提供するために、トラック生産のすべての段階の準備を完了した。
同社の公式サイトによると、トラックはキルギス共和国で設計され、スペアパーツの40%は現地で生産され、残りの60%はロシアと中国から輸入されているとのこと。
カミ モーターズの生産工場はビシュケク市の東部工業地帯にある。
シティトラック カミ ニンブル
カミ ニンブルはカミ モーターズ社の最初のモデルで、小型の配送用トラックである。
カミ ニンブルは一回の充電で110kmの走行が可能な電気トラックで、積載量は700kg。15kW(20.5馬力)の電気モーターを搭載し、その電力を前輪に伝達する。
カミ ニンブルの全長は423cm、全幅は160cm。全長270cm、全幅160cmの荷台は、4.3平方メートル以上の面積に達する。
また、部品の95%はVAZ、ガゼル、ポーターズと互換性がある。キルギス市場ではこれらのメーカーは広く流通しており、スペアパーツの入手等が容易である。
充電は、通常の220Wのソケットから行う。1キロの距離のために、100 W / hが必要になります - 0.07キルギスソム。
新型カミ ニンブルの販売価格は、2年保証付きで60万キルギスソム(約90万円)である。
今後の開発計画
最初の100台のカミ ニンブルの納車は、2021年11月1日から2022年12月31日まで行われた。2023年1月より、キルギスとカザフスタンの正規販売店ネットワークでカミ ニンブルの一般販売を開始している。
2023年1月19日、カミ・モータースは電気トラックニンブルのOTTC(車両型式承認)証明書を取得した(OTTC(車両型式承認)とは、関税同盟技術規則(TR CU)018/2011「車輪付き車両の安全性について」の要求事項に車両または車両部品が適合していることを確認する文書)。
この証明書により、ニンブル電気トラックはロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニアを含むEAEU諸国に納入・販売することが可能となる。
現在、同工場の生産能力は年間1000台であるが、近い将来、生産能力の増強が計画されている。
(アイチュレク)