キルギス共和国日本人材開発センター

　「未来都市アスマン」の建設が数カ月以内に始まる。建設カプセルは2023年6月30日に敷設された。都市の面積は4,015ヘクタールで、50万人から70万人が居住できるようになる。アスマンは保養地としても有名なイシク・クル地方に建設される予定である。

　事前の見積もりによると、アスマンの建設には200億米ドルがかかる。大統領が宣言するように、建設はすべて投資家の負担で実施される。プロジェクトの立案者であり、アスマン市のエコシティ担当局長であるルスラン・アクマタリエフ氏によると、アスマン市で最初に施設の建設を開始する投資家は、韓国のプロミス・ランド社である。同氏によると、同社は今のところ正確な投資額を10億ドルと発表しているが、建設開始とともに100億ドルに増額する予定だという。なお、プロミス・ランド社が建設を開始するのは、アスマン市の一部のみである。

　同社自身が提供した情報によると、このプロジェクトの一環として3万戸の住宅が建設される予定で、これには高級テラスハウス、10階建てと30階建ての住宅商業複合施設、その他の種類の住宅が含まれる。ルスラン・アクマタリエフ氏によると、「未来都市建設に関心を持つ投資家は韓国企業だけではない。より多くの投資家がこのプロジェクトの実施を開始すればするほど良い」と述べた。

　事前情報によると、アスマン未来都市の建設には7～8年の工期を予定している。