新着情報
キルギス日本センター(KRJC)は、キルギスと日本の組織・人々を互恵的に繋ぐプラットフォームの強化を目指しています。2024年2月26日から3月22日にかけて、早稲田大学、上智大学、東京外国語大学、大阪大学、京都外国語大学、神戸市外国語大学の学生19名が参加し、春季ロシア語スキルアップコースを成功裏に開催しました。
プログラム初日の歓迎会での様子
コース内容と特色
このコースでは、ロシア語の授業58時間、キルギス語の授業8時間を提供しました。昨年2023年夏季のロシア語授業の対象レベルはA1,A2であったのに対し、2024年春季コースでは、より高いレベルであるA2, B1を対象に実施され、主にロシア語を主専攻する学生が参加しました。プログラムは、20泊のホームスティ、JICAおよびユニセフ訪問、地元学生との交流、多民族文化体験、雄大なイシククリ湖の訪問など、多岐にわたる活動を提供しました。これらの活動を通じて、学生たちは言語とキルギスの文化・社会を実践的に学びました。
ホストファミリーとの最初の出会い
コースの特徴
世界遺産ブラナの塔
イシク・クル湖クルーズ
ユニセフ訪問
参加学生の声
多くの学生が、実際にキルギスで生活する中で、日本、そしてキルギスの授業で学んだロシア語を使うことの価値を感じたと報告しています。「ロシア語を毎日使うことで、実践的な運用能力が向上しました。」「キルギスの文化や人々との各種の交流を経て、キルギスの魅力に触れ、好きになりました。日本の人々にもそれを広げていきたい。」「学びへのモチベーションが高まった。」「JICAやユニセフへの訪問・交流プログラム等を通じて将来の進路への思考が深まりました。」などの感想が寄せられました。また、スタッフの手厚いサポートに対して、「終始、温かく見守っていただき、見知らぬ国でも安心して挑戦できたことに感謝します。」という声が多数寄せられました。
ロシア語コースの様子
コース修了式
成果と展望
このプログラムは、参加学生に多様な経験を提供し、個々の成長と発見へと繋がりました。参加いただいた学生の皆様には、心より感謝申し上げます。KRJCは、この成功を踏まえ、今後も多くの学生に同様の機会を継続的に提供することを目指しています。
次回コースのご案内
第3回目となる2024年夏季コースは、8月19日から9月13日まで開催します。こちらのコースはKRJCと連携している大学の学生を対象としているため、ご興味のある方は所属大学の国際交流オフィスや担当教員、またはキルギス日本センターへ直接お問合せ下さい。今夏から、新たに高校生と高等専門学校生へ向けて3週間コースも併設・開始いたします。未知の国での皆様の新たなチャレンジとグローバル体験を、KRJCは全力でサポート致します。多くの学生の参加を心からお待ちしております。
■問い合わせ先■
キルギス日本センター:
担当 グリザット (日本語可)