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キルギス日本センター(KRJC)は、8月から9月にかけて1カ月半、一橋大学国際・公共政策大学院2年生の長谷川皓一さんをインターンとして受け入れました。KRJCでは、これまで関西学院大学、神戸市外国語大学から学部生インターンの受入れを行っていますが、一橋大学との連携は新たな一歩となりました。
インターン受入れの背景
長谷川さんは、2022年秋にUNDPの駐日代表事務所でのインターン経験を通じてKRJCの情報を得ました。彼のウラジオストクでのロシア語学習の経験や、来春にコンサルタント会社への入社が決まっている背景もあり、KRJCのビジネスセクターでの国際協力の経験を積むことが希望され、両機関の間でインターン受け入れに関する協定が成立しました。
KRJCでの活動内容
・ビジネス部門のサポート: 長谷川さんは、KRJCのビジネス部門において日本企業のキルギスおよびその周辺国への進出に関する調査や、国際協力プロジェクトの運営サポート等に深く関わりました。特に、彼の来春のコンサルタント会社入社を見据えて、案件形成のプロセスや、コンサルタントとして顧客価値を創出する考え方を、実践を通じて深めました。
・イベントの運営: 9月23日に開催された「盆フェスティバル/JAPAN FEST」の準備・運営、日本語学習者向けの「日本語の歌の会」などの国際文化交流活動に積極的に参加しました。
・ネットワークの構築: 将来的に役立つ人的ネットワークを築けるよう、国際協力に関わる様々な方々との交流を深める機会を提供しました。
インターンからの感想
インターン活動を終え、長谷川さんは次のように語っています。
「1カ月半と短い期間だったが、KRJCが行う日本企業とキルギス企業のマッチングのコンサルティング業務等に高密度で関わることができた。また、国際機関はじめ国際協力に携わる現場の関係者とも知り合うことが出来た。ここで築いたネットワークや実体験は、将来的なキャリア形成に向け大きな意義を持つと感じる」
長谷川さんの貢献とKRJCの学び
長谷川さんの大学院生としての学問的知識を活かした現地企業へのヒアリングや、各種調査業務の支援は、KRJCにとって大きな価値がありました。彼の活躍は、日本の大学院生とKRJCの業務がどのように連携し、双方にとって価値を生み出すかの新しい気付きをもたらしました。
KRJC一同、心より長谷川さんの今後の活躍をお祈りしています。