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こんにちは。KRJC学生インターンの仲宗根佳南です。
今回も前回に引き続き、日本式教育を取り入れたキルギスの私立学校、キルギス天才日本学校について紹介していきます。
天才学校で取り入れられている日本式教育活動の一つに、掃除当番があります。毎日、担当する生徒が代わる当番制で、午後、全ての授業が終了した後に、自分たちの教室を自分たちで掃除します。一般的なキルギスの学校では、日々の学校清掃は専門の業者が行いますが、天才学校では生徒が日本の学校と同じように、自分達で学校を掃除しています。
以前、天才学校での日本の学校についてのプレゼンの中で、日本では給食時間のあとに生徒がみんなで学校の掃除をすることを紹介しました。自分の教室だけでなく、廊下や体育館、他の教室や校庭の担当もあることを説明すると、天才学校の生徒達は「私もやりたい！！」と言っていましたが、トイレも自分達で掃除するんだよと伝えると、多くの生徒が「いやあああ」という反応でした。私が小学生の時も、トイレ掃除は人気がなかったなあと思い出していました。
また、天才学校では、ごみの分別も行っています。キルギスでは、ごみは分別せず、一般ごみはすべて、生ごみもプラスチックもなんでも全部一緒に捨て、全てまとめて収集されています。しかし、天才学校では、校舎内に設置されているごみ箱は分別をするように分けられており、生徒達がごみの分別を意識できるような環境になっています。
私は週に一回、天才学校のサポートに行っているのですが、午前中は低学年のクラスを何クラスか、午後に9,10,11年生の合同クラスを担当しています。低学年のクラスは、授業の最初に私が、毎週違うテーマで日本についてプレゼンをします。その後教科書を使った授業をしたり、日本の歌を歌ったりダンスを踊ったりすることもよくあります。最近は、私が小学校の時に流行ったアニメ「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ「ようかい体操第一」と、「パプリカ」をよく歌って踊っています。ようかい体操第一は、「ヨーデルヨーデル」や「ウォッチ！いまなんじ？」など、所々歌いながらみんな楽しそうに踊っています。先日、廊下で、担当しているクラスの子が、「ヨーデルヨーデル♪」と口ずさみながら歩いているのを見かけました。凄くかわいいです。
天才学校の生徒達はみんな、素直でいい子たちです。これからも、そんな生徒達が集まるキルギス天才学校と、かわいい生徒達の様子を伝えていきたいと思っています。
