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キルギス天才日本学校の紹介#9
February 16, 2023
キルギス天才日本学校の紹介#9

 こんにちは。キルギス日本センター(KRJC)学生インターンの仲宗根佳南です。

 私がインターン活動の一環として、週に一度訪問し日本語クラスのサポートを行っている「キルギス天才日本学校」。キルギスの首都ビシュケクにあるこの学校は、日本式教育を取り入れている私立学校です。

 これまで、天才学校が取り入れる日本式教育や、この学校で学校生活を送るキルギスの子供達の様子を紹介してきました。第9号目となる今回は、私がこれまでに食べてきた天才学校の給食と、授業の中で日本の昔話を紹介した時の生徒の様子をご紹介したいと思います。

 

 天才学校の給食は、学校の地下にある調理室で毎日手作りされています。生徒たちは、朝ごはん、昼ご飯、最後の授業終わり(16:20)のおやつを食堂で食べます。給食のメニューは毎日変わり、メインのお料理にスープとパンとコンポートが必ずついています。これらの写真は、私が派遣された時から取り続けた天才学校の給食の写真です。

 先生や生徒達と一緒に食べる美味しい給食の時間は、毎週の楽しみでもありました。生徒達は、食堂で私が給食を食べているのを見ると、” Приятного аппетита(食事を楽しんでください!)”の言葉をかけてくれます。時々、「いただきまーす」と声をかけてくれる生徒もいて、本来の「いただきます」の使い方とは少し違いますが、知っている日本語で話しかけてくれているのが伝わってとっても嬉しくなります。

 

 この日の訪問日は、授業の中で生徒達に日本の昔話を紹介しました。Youtubeで子供向けの昔話の動画を再生し、習った言葉や新しい言葉、日本語の表現を確認しながら見ていきました。

低学年の子供達には「おむすびころりん」のお話、高学年には「ごんぎつね」のお話を紹介しました。動画を見終わったあと、お話の内容が理解できているか確認するためにいくつかクイズをしたのですが、みんなちゃんと理解できていて、「私だったらこうする!」と自分の意見をシェアしてくれた子達もいました。

 低学年の生徒達は、最後に「おむすびころりんすっとんとん」の歌を覚えたい!と言って何回も私を復唱してばっちり覚えて帰っていきました。このように、色々な側面から日本語に触れていき、日本語を学ぶのが楽しい!知りたい!と思いながら勉強していってくれたら嬉しいなと思います。

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