新着情報
キルギス日本センターでは、文化交流のイベントを多数実施しています。
来る9月23日(土)に開催される、お盆祭り(ボンフェス)もその一つです。
今回は、有名な踊りや伝統的な踊りなど日本各地から選んだ全5種類で実行します。
せっかくの機会ですので、それぞれの踊りについて知っていただければと思います。
1つ目は東京音頭です。こちらは名前にもあるように東京の踊りで、なじみ深い踊りとなっています。原曲「丸の内音頭」ができたのは1,930年代にさかのぼり、そしてさらに人気を高めるべく「東京音頭」と改題され、今もなお愛される歌となっています。
2つ目は、コブクロの「この地球の続きを」という歌の踊りです。これは、2,025年に開催される大阪万博のテーマソングです。この歌には万博への期待とそしてその先の未来への希望が込められています。盆踊りを通して大阪万博に親しみを持つことで万博をより楽しめると思います。
3つ目は、岐阜県発祥のはるこま踊りです。「はるこま」とは、昔、岐阜県が名産地となっていた馬の名前です。音楽では三味線も使用されており、迫力がありながらも軽快なリズムとなっています。まだまだ暑さの残る日本(こちらではもう上着がないと耐えられないです)でも、この音楽で秋の息吹を感じられます。
4つ目は「Dancing Hero」という歌の踊りです。この曲はもともと盆踊りの歌ではありませんでしたが、今では東海地方の御盆祭りでよく用いられる歌となりました。東海地方と一口に言っても、地方によって踊り方が少しずつ違うようなので、もしこの曲の盆踊りを知っている方がいらっしゃいましたら、比べてみると楽しいかもしれません。
5つ目は、花笠踊りです。この踊りは、「やっしょ、まかしょ」の掛け声や山形県の花である「紅花」をあしらった笠がおおきな見どころです。ほかの踊りと違い、笠を使うので、華やかな踊りをお楽しみいただけます。
以上、5つの踊りの簡単な説明です。
このイベントが、キルギスの方たちに日本の盆踊りを知ってもらえるきっかけとなればと強く思います。