キルギス共和国日本人材開発センター

“Kyrgyz Textile LTD” は、オシュ市に新工場を建設しています。工場は、縫製工場、医療センター、研究所、管理センター、および労働者のためのその他の施設を含む23,000平方メートルの面積を有しています。プロジェクトは2018年7月に開始され、現在、日本やドイツからの機器の購入を控えて、建設が進行中です。同プロジェクトでは、約700トン/日の糸を生産する紡績工場も計画されています。

投資額は1億5400万ドルで、第1ステージは総額3500万ドル。工場には7,000人の雇用が創出されると予想されています。生産面では、年間200万着の衣料品と1日70〜80トンの織物を生産する予定です。現在、水と電気の供給計画、道路計画が進行中です。

ビジネスの可能性

キルギスの縫製分野は安価な生産価格と豊富な繊維・衣料品原料で、大きな利益が期待できる事業です。アジアに位置し、衣料品の需要が高い中国やロシアに近いため、現地のニーズに応えるだけでなく、海外にも商品を提供することができます。また、安価で高品質なため、ヨーロッパからのバイヤーも多く、オシュ市の担当者は「バイヤーからの問い合わせも多く、顧客探しには困らない」と説明しています。また、工場の総責任者は、世界市場の標準を満たす高品質の生産を約束しました。