新着情報
こんにちは!今回はキルギス、主に首都ビシュケクの交通についてまとめました。
まず歩道ですが、日本ほど平坦に整備されていません。雨が降ると大きな水たまりがそこら中にできるので、うっかり足をつっこんでしまうこともよくあります…。また、マンホールの蓋がなぜか無かったりタイルが剥がれていて段差になっていたりして危ないことがあります。地面の障害物をうまくよけて歩きましょう。
↓ぼこぼこした道
KRJCインターン生は乗ることを禁止されていますが、ビシュケク市内では電動スクーターをよく見ることがあります。歩道は場所によっては、電動スクーター用の道として白線が引かれていることがあります。その中を歩いてしまうと電動スクーターとぶつかることがあり危ないので気を付けてください。電動スクーターのマナーの悪さは近年日本でも話題ですが、キルギスでも電動スクーターの危険運転は問題になることがあります。電動スクーター用の道路の区切りがあるような広い道は少なく、細い道を電動スクーターが通ることも普通ですが、その際に歩行者とぶつかる可能性があり注意が必要です。
キルギスの交差点にも信号があり、あと何秒で色が変わるかを示すカウンターがあることも多いです。日本と違う点は、日本の信号は片方が青色から赤色に変わると数秒後にもう片方の信号が赤色から青色になりますが、キルギスの信号は片方が青色から赤色に変わった瞬間、もう片方が赤色から青色に変わります。危ないですから、キルギスに来てしばらくは信号がすぐに変わることにも気を付けて過ごしてください。
↓信号
冬になると、キルギスでは定期的に降雪があります。一気に10センチ以上降ることもあればそれから数週間晴れていることもあったりして、道路状況は一定していません。雪が大量に降った後は道路の見えないくぼみや段差でつまずくことがあるので注意してください。降雪から時間が経つと、人が通る場所は雪が踏み固められ滑りやすくなります。冬は靴が雪用になっているスノーブーツなどを履くことをおすすめします。
↓降雪直後
↓タイヤで踏み固められてツルツルの道
↓段差と雪で足場が悪い道
次に、車道についてです。ビシュケクの道路はよく渋滞しています。ビシュケクは小さい都市ですが、人口は100万人近く、公共交通機関であるバスやタクシーも道路を使うため、場所や時間帯によっては道路1ブロック進むのに数十分かかることもあります。渋滞が酷いときは徒歩が最速の移動手段になるため、その時の道路状況を確認することが大事です。2GISという地図アプリを使うと、車道の混雑状況が表示されます。緑色は渋滞が少なく、赤色や小豆色は渋滞が酷いことを表します。混む時間帯は、大体15時から19時頃、混む場所は大通りや一方通行の道、交差点付近が多いです。逆に、朝や午前中、深夜はとても空いています。
↓2GISの画面
↓渋滞の様子
日本は道路が綺麗に整備されていたり、道があまり渋滞していなかったりで、キルギスの交通事情に慣れるまで時間がかかることがありますが、移動の際は気を付けてくださいね。