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こんにちは! みなさんはキルギスがどこにあるか知っていますか? キルギスはユーラシア大陸にある海に面していない国、いわゆる内陸国です。内陸国の気候の特徴といえば、空気の乾燥ですよね。そんな内陸国であるキルギスはいったいどんな気候なのでしょうか。春・夏編と秋・冬編の2つの記事を出すので、キルギスにいらっしゃる際には参考にしてみてください。
1.春(3月~5月)
キルギスの春は気候も天気も良く、過ごしやすいです。3月に入ると徐々に気温が上がり始め、雪が溶けて無くなります。夜は冷えますが、昼間は10度を超えてどんどん暖かくなり、5月になるころには25度超えの日が続くこともあり暑いと感じます。15度から20度くらいのちょうど良い気温の時期はすぐに過ぎてしまいます。
↓3月
↓4月
空気の状態について、キルギスは冬の大気汚染が深刻な問題となっています。原因は都市部の住宅に設置されているセントラルヒーティングですが、3月になると暖かくなるためだんだんと使われなくなり、大気汚染も落ち着いていきます。また、キルギスは乾燥大国のため、5月頃になって増える夏日でも日本ほど暑さを感じることなく過ごすことができます。日向にいると直射日光で暑さを感じやすいですが、日陰にいると湿度の影響での暑さが無いため、涼しさや時には寒さを感じることがあります。
↓5月
雨はあまり降りませんが、2024年は4月から5月にかけて雨の日が少し続きました。雨が降った日は4月末でも10度を切る寒さで、普段が暖かくなってきていた分強く寒さを感じることがありました。
2.夏(6月~8月)
6月を過ぎると30度を超える暑い日が続き、8月後半まで続きます。本当に暑い日は40度を超え、長く外を歩くのが危険なレベルになります。キルギスは気候区分にすると地中海性気候に属しますが、特徴として夏に雨が少ないというものがあります。キルギスも夏には雨が降ることが少ない上にとても乾燥しており、日本とは違い夏はとてもカラっとしています。そのため、気温はとても高いですが、湿気がひどい日本と比べてキルギスは日陰にいれば夏でも過ごしやすく快適です。
↓7月
キルギスは乾燥している分、紫外線や強く肌が直接焼かれるような暑さです。日向にいると日光が強く日焼けもしやすいので外に出る際は日焼け止めを絶対に塗りましょう。また、日差しで目が危ないことがあるのでサングラスも必須です。
35度を超える日々が続く8月中旬以降、だんだんと気温が下がり始めます。30度を切り始めるのが8月後半で、そこから9月10月とどんどん気温が下がり、冬に向かいます。
3.季節別おすすめ旅行先
春は暖かくなって快適になるので、色々な旅行先に行くことができるようになります。インターン生は春には軽いハイキングをしたり、乗馬をしたり、イシククル湖で船に乗ったりしました。去年はキルギス在住日本人の方々にポピー畑に連れて行っていただきました。
↓ポピー畑
キルギスの旅行の季節はなんと言っても夏! 夏はたくさんの旅行先があり、遊びに来るのに最適な季節だと思います。キルギスにはイシククル湖という琵琶湖の9倍の面積を持つ大きな湖があります。イシククル湖の沿岸には湖で泳いだり魚を食べたり避暑地になるような涼しい場所があったりととても充実しています。
↓イシククル南側のボコンバエワ近郊
他にも、イシククル湖の東端にあるカラコルという町から車で40分ほど行った場所に、アルティンアラシャンという山があります。そこには多くの登山客が訪れ、頂上からは山々に囲まれた小さな湖を見ることができます。キルギス旅行については他に記事を書く予定なのでぜひお楽しみに!
↓キルギスの夏の山
どうでしたか。キルギスにいらっしゃる際は参考にしていただけると嬉しいです! 次の記事は今回の続編、秋と冬の気候についてです。それでは次の記事でお会いしましょう!