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こんにちは! KRJCで日本の大学生を中心に留学プログラムやスタディツアーを行っていることをご存じですか?? 今回は、ロシア語一か月スキルアップコースというKRJC主催の短期留学プログラムについて紹介します。
ロシア語一か月スキルアップコースは、KRJCが年に2回主催している短期留学プログラムです。KRJCが日本の大学や高専に参加者を募る形式で、大学によっては単位が付与されることがあります。
8月中旬から9月中旬にかけて行われる夏季コースと2月下旬から3月下旬にかけて行われる春季コースの2つに分かれており、参加者上限はそれぞれ20名ずつです。レベルは、夏季コースでA1からA2、春季コースでA2からB1をめやすとしています。夏季コースには、春にロシア語の勉強を始めた1年生や、基礎を学習済みで実践力を上げたい2年生や3年生、第二外国語でロシア語を選択した学生などの参加がありました。春季コースは一年間の総仕上げとして1年生や2年生を中心に全学年の参加があり、コースの終わりには全員がロシア語やキルギスでの暮らし、文化学習などに関して総合的に満足した様子で帰国してくれました。
↓2024年春のプログラムの様子
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コースの内容としては、まずロシア語の授業です。実力に合わせて2クラスに分かれ、それぞれのクラスにキルギス国立大学で授業を行っている熟練の先生方がつき、約一か月間月曜日から金曜日までロシア語を学びます。近いロシア語の実力を持つ他大学の学生とともに、ネイティブの先生の授業を少人数で受けることができ、非常に有益な時間にすることができます。
他には、約20泊のホームステイプログラムがあります。私(インターン生)もキルギスでホームステイをしていますが、キルギス人の食事や生活習慣、文化の違いを身をもって体験することができ、貴重な機会だと感じています。ホームステイの受け入れを行っているキルギス人家庭には必ず小学生から大学生の家族がいるので、学生の良い話し相手や遊び相手となり、新しい体験のうちのひとつになることでしょう。
キルギスという土地を生かしたプログラムもあります。まずは、キルギスの東側にあるイシククル湖という、琵琶湖の9倍の大きさの湖への一泊二日旅行があります。海とは違い、対岸には立派な山脈があります。クルーズのプログラムもあり、船に揺られながら忘れられない景色を見ることができます。山に沈む夕日や山から昇る朝日も絶品、天気が良ければ満点の星空を見ることもできます。
↓旅行で訪れるイシククル湖
他にもビシュケク市内観光ツアーを行います。日本の大学で観光学について勉強した現地スタッフの方や日本語が流ちょうなスタッフの方からの解説を受けながら、市内のモスクや教会、バザールなどを回り、キルギスの文化について学ぶことができます。キルギス最大のバザールに行くことができるので、お土産も購入することができます。キルギスの楽器コムズを買って日本に持って帰る人もいます。
↓ツアーで訪れるモスク、教会
現地の大学生や高校生との文化交流もあります。日本語を学んでいるキルギス人学生と触れ合う機会があることにより、自らのロシア語学習のモチベーションを上げることができます。現地の学生と仲良くなり連絡先を交換している人もいます。
↓現地学生との交流
休日は基本的に自由時間です。ホストファミリーと出かけたり、山や乗馬などのアクティビティに行ったりする人もいれば、私たちインターン生や現地で知り合った学生たちと市内観光をしたり買い物をする人もいます。キルギスでしかできないことをたくさん体験していて楽しそうでした。
いかがでしたか?このプログラムはロシア語だけでなくキルギスやロシア語圏、中央アジアの文化に触れることができる良い機会です。このプログラムに参加したことがきっかけでキルギスへの長期留学を考える学生もいます。この2月下旬から一か月間、A1からA2のクラスのプログラムが始まります。今回の募集は終了していますが、次は2025年の8月から9月にかけて行われます。5月頃から募集が開始しますので、このプログラムに興味を持ってくださった方はぜひ、夏のプログラムに参加してみてください! インターンの私たちもお待ちしています!