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キルギス共和国日本人材開発センター:中央アジア、未知の地での新たな一歩: キルギス日本センターロシア語スキルアップコースを開催しました。
September 26, 2023
キルギス共和国日本人材開発センター:中央アジア、未知の地での新たな一歩: キルギス日本センターロシア語スキルアップコースを開催しました。

キルギス日本センター(KRJC)は、キルギスと日本の様々な組織・人々を互恵的に繋ぐプラットフォーム機能の強化を組織目標としています。その一環として、ロシアを巡る国際情勢を背景に、ロシア語を公用語とするキルギスで、日本の大学でロシア語を学ぶ学生を対象に、1カ月のロシア語スキルアップコースを開催しました。

【ロシア語スキルアップコースの内容】
初回となる今回のコースは、2023年8月21日~9月25日にかけて開催しました。筑波大学、早稲田大学、上智大学、東京外国語大学、富山大学、金沢大学、神戸市外国語大学、そして京都外国語大学の8大学から、22名の学生が参加しました。ロシア語の授業は、KRJCが位置するキルギス国立総合大学の外国人向けロシア語学部の講師陣が担当しました。

本プログラム最大の特徴として、参加者全員を対象としたキルギス人家庭への20泊のホームステイプログラムが挙げられます。ホストファミリーは、KRJCのプログラム参加者等、KRJCと繋がりを持つ家庭から、個室を供与できること、また小学校~大学生の家族がいることを前提条件として募り、今回は90軒もの応募がありました。そこから、スクリーニングの上、KRJCのスタッフが1軒ずつ訪問しました。訪問に際しては、現地で活躍する複数のJICAの海外協力隊員にも協力してもらい、日本人の目を通じた確認も行い、信頼性に重点を置きつつ、22件のホストファミリーを決定しました。

 

また、国際協力現場の視察と関係者との交流、そして、現地の学校訪問と、生徒・大学生との交流プログラムも、本プログラムの大きな特徴の一つです。参加者は、在キルギス日本国大使、元駐日キルギス国大使、JICAキルギス事務所、国連ハウス、海外青年協力隊員等との面談や交流を行いました。また、キルギスの学校訪問、現地生徒・大学生との交流を通じ、生きたロシア語を存分に学び、キルギスの人との繋がりを広げました。途中体調を崩した学生も複数いましたが、皆回復し、全員無事にプログラムを修了しました。
 

 

【コース参加者からの声】

コース修了時には、参加者全員からアンケートに協力いただき、このコースに対して高い評価、満足度が示されました。何人かの学生からは、「この期間、自分自身が確実に成長することができた」との声が上がりました。「ホームスティ先の家族とは、沢山話し合い、週末に一緒に出かけた。最後にはその家族の一員であり、娘だと言ってくれたことがとても嬉しい」、「先生の(ロシア語の)言葉は最初難しかったが、だんだんわかるようになっていく過程がとても自信になった」、「またキルギスに来たい。キルギスに留学したり、働いたりしたい」と回答した学生も複数人いました。また、KRJCのスタッフの対応には、ほぼ全員から高い評価をいただき、我々にとっての自信と誇りともなりました。学生にとって未知の国、キルギスでの濃縮された時間の中で、成長の瞬間に立ち会えたこと、そして、キルギスに大きな関心を持っていただいたことは、KRJCの存在意義を再確認させるものとなりました。

 

中央ユーラシア、天山山脈を見上げる遊牧・イスラム文化の息づく地での今回の学びと経験が、新しい知識と感動の瞬間として、参加者の心に刻まれ、その記憶が今後の生活に彩を添えることを、そして、このような多様な経験を通じて、キルギスと日本がより深く繋がる一助となることを、心から願っています。

 

【次回KRJCロシア語1か月コースのご案内】
次回KRJCロシア語1カ月コースは、2024年2月26日から3月22日にかけて、TRKI(英語略称TORFL:Test of Russian as a Foreign Language)のA2、B1レベルの学生の方々を対象に開催します。未知の国、キルギスへの旅に、ロシア語学習を切り口として一歩を踏み出される皆様に、できるだけ安心した環境で、密度の濃い、心に響く経験を積んでいただけるよう、KRJC一同、引き続き全力で取り組んで参ります。

 

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