新着情報
キルギス共和国日本人材開発センター(略称キルギス日本センター:KRJC)は、日本・キルギス両国政府の合意に基づき1995年にキルギスの首都ビシュケクに設置されたキルギスの公益法人です。長年にわたり国際協力機構(JICA)および国際交流基金の支援のもと、キルギスの人材育成と日本とキルギスの交流推進のプラットフォームとして活動しています。
■KRJC が提供する主な教育プログラム:
・KRJC ロシア語1カ月スキルアップコース:毎年春と夏に開催され、参加者は集中的なロシア語授業に加え、キルギスの家庭で20泊のホームスティを通じて、活きたロシア語とキルギスの文化を学び、交流を深めます。9つの本邦大学に活用いただいています。
・キルギス・スタディプログラム:国際協力の現場を訪問し、また地元の大学生との協働フィールドワークなどを通じて、社会課題を探るグローバル体験や未知の国キルギスへの理解を深めるプログラムです。神戸大学に活用いただいています。
・学生インターン受入れプログラム:日本の大学と連携し、学部生、院生に国際協力の現場であるKRJCにおける実践的な経験を提供しています。5つの本邦大学とインターン協定を締結しています。
これらのプログラムを通じ、KRJCは日本から年間60名を超える学生を受け入れ、学びと国際交流やグローバルな体験の場を提供しています。
■2024 年夏季に新設するプログラムの概要:
2024年夏、KRJCは、新たな日本の大学向けプログラムとして、「カザフスタン・キルギス共和国合同 中央アジアシルクロード探求の旅~悠久の天山山脈のもとで学ぶ観光学と国際協力・国際ボランティア~」を開催します。
本プログラムでは、ユーラシア大陸のシルクロードの要衝に位置し、遊牧、多民族の文化と豊富な観光資源を要するカザフスタン・キルギスを舞台に、観光学、国際協力、国際ボランティアをテーマとした、国境を跨ぐ学びと実践の体験を提供します。国際ボランティアは、キルギス赤十字と連携し、キルギス各地で実践活動を行います。
- 開催期間:2024年8月5日(月)~8月18日(金)
- 主催:キルギス日本センター、協力:カザフスタン日本センター、独立法人国際協力機構(JICA)、筑波大学(日本留学海外拠点連携推進事業CIS拠点校)
- 対象:日本の大学の学部生、院生。観光学部、国際関係学部、地域研究学部の学生を想定していますが、他の学部からの参加も可能です。
- 定員:20名(最少催行人数8名)
- 申込締切:2024年5月15日(水)、KRJC指定の申込用紙による大学経由での申請(学生個人からの直接申込は対象外です)
- 参加費:14名以上:1685ドル、8-13名:2055ドル(*日本―アルマティ間の航空賃は含みません)
未知の地、中央アジアの2ヵ国で、学生の皆様が安心して個々の目的を達成できるよう、経験豊富なスタッフが全力で支援して参ります。プログラムの詳細等については、以下にお問い合わせください。
■問い合わせ先:
KRJCリエゾンスペシャリスト グリザット (日本語対応可)