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こんにちは。キルギス日本センター(KRJC)学生インターンの仲宗根佳南です。
キルギスの首都ビシュケクにある、日本式教育を取り入れた私立学校「キルギス天才日本学校」の紹介記事も今回で8号目となります。今回は、生徒達が書き初めを体験した日の様子について紹介します。
私が毎週日本文化を紹介するときのテーマは、その時の教科書の内容や、季節の行事に合わせるなど、私チョイスのテーマ選定です。しかし実は、今回の習字体験は生徒自身からのリクエストでした。
1月下旬の土曜日にキルギス日本センター(KRJC)で行われた新春書き初めイベントで、書き初めブースを体験した生徒達から、「またやりたい!」「もっと時間をかけてやってみたい!」と声があがり、天才学校の授業でも習字をやってみることになりました。
全クラスで習字の授業を行い、各学年に合わせて書く文字を設定しました。低学年のひらがなカタカナを学習中の生徒達は、ひらがなを書き、漢字を習い始めた低学年の生徒達は
「山」や「足」などの簡単な漢字を書いていきました。高学年の生徒達は、書初め大会で書いた文字をもう一度練習してみたり、自分の書きたい文字を書いたりしていきました。
彼らが書きたい意味の漢字を、私が聞いて書いてお手本を作り、生徒達はそれを見ながら自分の文字を書き上げました。生徒達が私にリクエストする文字は、「夢」や「幸」などのから、「金持ち」「蛙」など個性的なものもありました。
完成した文字を「かな先生見て―!」とキラキラした目で見せてくれた生徒達は、自分が書いた文字を大切に持ち帰っていて、私もとても嬉しくなりました。
今回、習字を体験したことで、いつも勉強しているひらがなやカタカナ、漢字に親しみを持ってもらうことができていたらいいなと思います。
また、私のインターンシップの任期終了も近づいてきて、天才学校を訪問できるのも残りあと数回となってきました。最後の訪問日まで、生徒達に日本文化を紹介しながら、一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと思います。