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今回はキルギスの公共交通機関について紹介したいと思います。
[公共交通機関]
キルギスの主な公共交通機関は、マルシュルートカ、トロリーバス、バス、タクシーなどです。
マルシュルートカは主に都市間移動に使われ、イシククル州やナリン州、オシュ州など国内の様々な都市を繋ぐ役割を担っています。トロリーバスやバスはビシュケク市内を移動するときにとても便利です。 列車は夏の長距離移動にしか使われません。タクシーは急いでいるときや移動に快適さを求めるとき、複数人で移動するときなどに重宝されます。この記事では、トロリーバスやバスの乗り方、タクシーの利用方法を紹介します。
[トロリーバスやバスの乗り方]
料金:一律20ソム(40円弱)
乗車口は前の扉です。降車口は後ろ側、車体の中間部分にあります。止まったバスの前の扉が開いたら乗ります。現金払いの場合は、運転手に20ソムを手渡しします。カードやQRコード決済も可能です。カードは運転手に話しかけて一枚50ソムで購入することができ、街中にたくさんある入金スポットで入金することができます。現金払いの場合は、タロンТалонを受け取ります。運転手に渡される場合もあれば、自由に置いてあるものを取る場合もあります。タロンは乗車しお金を払ったという証明になるため、乗車中に提示を要求されたときにいつでも提示できるよう、確実に受け取り手元に持っておいてください。
お金を払ったらバスの中を進みます。手前から中間にかけては優先席のようになっており、お年寄りや子供連れに席を譲ることが多いため、そうでない人は後ろの前向きの席に座るか、立っているのが良いとされています。しかし、キルギスは基本的に運転が荒いため、空いている席があったら周りを警戒しながら座るのが良いでしょう。
降車する停留所の一つ前の停留所を出発したあたりのタイミングで、降車口に移動し、スムーズに降りることができるように準備しておいてください。降車口で扉が開いたら、荷物と安全を確認して素早く降りましょう。降車する停留所に到着したときに降車口の前以外の場所にいると、降車する人がいないと思われて扉が閉まり出発してしまうので注意してください。
注意点ですが、まずバスの中ではスリなどに十分気を付けましょう。スマートフォンや財布、パスポートは特に身体から離さずに持っておき、荷物は前に抱えて持ちます。イヤホンなどで音楽を聴くのも危ないため避けてください。また、スマートフォンの画面を見られて文字などから外国人と見抜かれ、狙われる可能性もあるため気を付けましょう。最近、公共交通機関内での痴漢行為も警戒されています。周りをよく見て過ごしましょう。
[タクシーの使い方]
2gis、ヤンデックスゴーというアプリをインストールします。
2GISで行きたい場所を探します。(例としてJICA事務所にしてみます)検索結果画面の下にタクシーのボタンが出てくるので、そこをを押します。
すると、アプリが切り替わり、ヤンデックスゴーに変わり、行先が選択されている状態になります。2GISで行先選択をせずにヤンデックスゴーのアプリで直接行先を選択することもできます。
次にタクシーの種類を選びます。この時、CONFORT以上のグレードのタクシーを選びましょう。ECONOMYは品質が落ち、危険な目に遭う可能性もゼロではないので選ばないのが賢明です。タクシーの種類を決めたらリクエストを押します。すると近くのタクシーの検索が始まり、数秒でどのタクシーが来るかが決まります。タクシーの車体の番号が出てくるので確認し、待つ分数を確認してその場で待ちましょう。それらしい車が来たら必ず番号を確認し、乗ってください。キャンセルする場合は一番下のボタンを押し、キャンセル理由を選択してキャンセルしてください。
いかがでしたか?私たちは毎日、これらの公共交通機関に助けられて生活しています。キルギスにいらっしゃる際には参考にしていただけたら嬉しいです!
バスの乗り方などは変わることがあるので、適宜内容の更新を行います。